新型コロナウィルスに関する当施設の考え方

日頃より「アゼリーグループ　介護サービス」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。当施設においては様々な感染症対策を講じております。ご利用者、ご家族の皆様にご協力いただくことも多々ございます。どうぞよろしくお願い致します。

新型コロナウィルスに関する当施設の考え方

新型コロナウィルス感染症は、特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方にとって、リスクが高いものであるといわれています。当施設は要介護高齢者を対象としている施設であるため、当然リスクが高くなります。そのためデイサービス、ショートステイにおいては３密を避けるため、利用定員の縮小、入居施設に関しては面会中止等、様々な工夫をして営業をしておりました。特にデイサービス、ショートステイをご利用しないことにより、以下のような様子が見られたというご連絡を頂くこともあり、身体や生活への影響が大きいことを痛感しております。そのため、当施設では感染症対策を出来る限り行ったうえで、運営を継続しております。

〇人と会わないことによる認知症状の悪化

人と会う回数が減少すると、話す量も減少します。人は話すことで話したい内容を記憶したり、順序立てて説明したり、考える力を養い、維持すると言われています。顔を見て話すことにより精神的安定を保つ効果もあるため、コミュニケーションの量を確保していくことが重要と考えています。

〇活動機会の減少による身体機能の低下

デイサービス、ショートステイ、入居施設ではイベントや運動の時間があります。しかし、長期間活動の機会を制限することで、立ち上がりや歩くことが難しくなる、転倒しやすくなる、疲れやすく体力が低下するなど、身体に様々な影響を及ぼします。高齢者が２週間、寝たきりに近い状態で生活すると、通常に生活している時に失われる筋肉量の７年分が、失われてしまうそうです。感染症対策を行い、今までとは形を変えた上で、活動機会の確保をしていくことが重要と考えています。

このような事例を頂き、少しでもサポートが行えるよう施設運営を継続してまいります。ご理解いただきますようお願い申し上げます。また、当施設で行っている「感染症対策」は以下の通りになります。

スタッフの健康管理と感染症対策

当施設で勤務するスタッフ全員に対して出勤時、検温することを義務付けております。また、咳やだるさなどの症状がないかも確認し、記録することとしております。具体的には以下のようになります。

〇１日１回の検温
　※37度以上での出勤停止
　※検温結果、健康状態の記録
　※同居家族が発熱した場合の出勤停止
〇１日４回以上の「手洗い」及び「消毒液による手指消毒」
〇マスクの常時着用（スタッフはマスクをして勤務）

施設内の消毒および取り組み

施設内では、感染症対策のため以下のような取り組みをしております。

デイサービス	ショートステイ	特別養護老人ホームケアハウス
〇１時間おきの施設内「換気」
〇１日２回の施設内消毒　１）昼食時２）閉館時	〇１日２回の施設内消毒　　１）午前中　２）午後
▢テーブル　▢イス　▢トイレ　▢リハビリマシン　▢手すり　▢ドアノブ
〇送迎車内の「換気」と「消毒液の常備」